スポンサー広告

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】設定


marble-color希望

現代パラレル

珀 黎翔  31歳  珀コンツェルンを統べる会長
             暇つぶしで、高校教師もしている。
             夕鈴の高校の理科教師 

汀 夕鈴  17歳  高校生
            珀 黎翔の妻
            父親の借金を肩代わりする代わりに妻の契約を結んだ
.


スポンサーサイト

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】1 さくらぱんカラー

じりりり・・・・

目覚まし時計の音が響く。

「おはよう。
奥さん、朝だよ!!」

朝っぱらから、信じられないくらいに
ご機嫌な小犬の声。

夕鈴は、がばっと飛び起きると、そこには飛び切りの笑顔で
夕鈴のベッドに潜り込もうとする小犬の姿が。

「なにやってんですか?黎翔さん?」

不機嫌オーラ全開で、黎翔さんを問うと、気にした風も無い
ほわんほわんとした返事が返ってくる。


「愛する奥さんが、学校に遅刻しそうだから起こしに来たんだよ。」

「奥さんって、奥さんになってませんし。」

「毎朝、乙女のベッドに潜り込むのは、どうかと思いますが・・・」

「そもそも、鍵をかけたはずの私の部屋にどうして黎翔さんがいるのですか?」

「簡単だよーーベランダから入った。」

悪びれた様子も無く、しれっと答える小犬に少し腹が立つ。

そのまま、夕鈴のベットになおも潜り込もうとするので、ついに
兎キックが小犬の顔面に炸裂した。

「すけべっっ!!!」

ゴッッ

強烈な右キック☆

「夕鈴、ひどいっ!!!」

「遅刻したらまずいなぁと、起こしにきたたげなのに。」


「毎朝毎朝・・・何度普通に起こしてくださいとお願いすればしてくれるんですか?」

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】2 さきカラー

すると…小犬だった雰囲気が突然変わる。

「―――普通?普通で良いの?」
「だからっ、さっきからそう言って…!」
「分かったよ。―――じゃあ、普通に”朝の挨拶”をするね、夫婦の」
「そうしてくだ……――――え?」

夕鈴は、墓穴を掘った事に気づいていない。
それにほくそ笑み、黎翔は幼い”妻”に顔を近づけた―――

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】3 さくらぱんカラー

「おはよう、夕鈴…」

チュ…

朝の光を浴びて、朝に似つかわしくない艶めいた笑みで微笑む黎翔さんは…

私の唇に、唇を重ねた。

ん…んぅ……

長いおはようのkissは、息つぎさえもさせてくれない!

真っ赤な顔で、口付けを受ける夕鈴は、黎翔さんの胸のシャツを握りしめて、羞恥と後悔で小刻みに震えた。

――しまった!

そう夕鈴が後悔した時には、黎翔さんが、唇を離した後だった。

「これから、毎日こうして起こしてあげるよ!」

……っ!

真っ赤な顔で、
涙に潤んだハシバミ色の瞳で睨んでも、黎翔さんには、効果は無かった。



ジリジリ……と、2度めのベルが鳴る。

今度こそ、起きて急いで学校に行かなきゃ…

「もう、出て行ってください!出てけーー」



黎翔さんは、大げさに肩をすくめて

「・・・・早くしないと遅刻するよ」

「わかってます。早く出て行ってください。」

「ご馳走様っ!!!」

ひらひらと、片手を振りながらようやく、ベランダから黎翔さんはでていった。



~~~~~~~~~~~~はぁっ


朝から疲れた。
脱力してベットに倒れこむ。
このまま突っ伏していたい・・・だけど。
非常にも時計の針は進む。

夕鈴は、もう一度、深いため息を吐くとのろのろとベッドを起きだした。

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】4 さきカラー

トントントントン

夕鈴は朝の支度をしながら、今朝の夫(仮)の行動を顧みる。

―――何で、キスなんて…するの…?
妻とは言え…仮。
契約のため借金のための、仮初の関係のはずだ。
なのに……あの人はこうやって戯れにキスをする。
―――それは…あの人が大人だから?
だから本当の恋人でも…まして、本当の夫婦でもない私に、キスなんて出来るの?

「―――はぁ…」

包丁を片手に、夕鈴は溜息をつく。
黎翔が何をしたいのか、さっぱり分からない。

仮初の関係なのに、キスをしてくる。
仮初の関係なのに、朝ベッドに潜り込んでくる。
仮初の関係なのに…―――以下略。

「…乙女として、由々しき事態だわ…」

何とかしなければ。

狼に一矢報いるべく、兎は策を凝らしながら朝食を作っていた。

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】5 さくらぱんカラー

あまり良い案は浮かばないままに…
朝食の用意が出来た。

…うーん……やっぱり、今夜は明玉の家に泊まろう!
明玉なら、良い案が浮かぶはず……


「黎翔さん、朝食の用意が出来ました。」

「ありがとう、夕鈴。
どれも美味しそうだね。」

トーストしたてのライ麦パン
茹でたてのソーセージと目玉焼き
レタスとトマトとカリカリベーコンのフレンチサラダ
豆から挽いた、淹れたての珈琲
フレッシュオレンジジュース

簡単な朝食だけど、夕鈴が心を込めて作った朝食たち

「美味しいね♪」

テーブルの向こう側の黎翔さんがにこやかに笑う。

「お嫁さんと朝ご飯を一緒って、いいねぇ…」

ソーセージを一口ポリンとかじりながら、黎翔さんが夕鈴に話かけた。

「黎翔さん、早くしないと学校に遅刻しますよ。」

「大丈夫!間に合うからるんるん」

「お嫁さんの手料理を毎朝食べられるって、幸せだよね!」
「そうですか!?
庶民料理で申し訳ないですけど…」

「それがいいんだよ!
美味しいよ、夕鈴の手料理。」

時間を気にせず、のんびり食べる黎翔さんに比べ…夕鈴は、気が気じゃない…

今朝の騒動で、すっかり時間をロスした。

遅刻しちゃう……

慌てて朝食を食べて、思い出したように黎翔さんに言った!

「今日は、明玉の家に泊まりますから、帰りませんので…!」

「えー……夕鈴、家に帰らないの……」

シュンと
うなだれた小犬のような耳と尻尾が見えるよう…

少しカワイソウかしら…

でも…でも……

乙女の危機に情けは無用だわ…



……でも、この捨てられたような小犬の瞳で見ないでほしいっ!


「明日の夜には、帰ります。」

「明日の夜までだね。分かった!」

そうこうしているうちに、ギリギリの時間!

「学校まで送るよ!」

黎翔さんの申し出を断り、私の愛車に乗った。

軽快なエンジン音と共に、風を切って走り出す。

薄紅色のスクーター

最初の頃は、リムジンで送迎されてとても困った。

その次は、教師である黎翔さんと…

さすがに、それはマズかろう…と。

譲歩したのが、夕鈴のスクーターだった。

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】6 さきカラー

キーン コーン カーン コーン

ざわざわと騒がしい、少年少女たちの集う教室。
夕鈴は、明玉に朝の出来事をかいつまんで説明し、家に泊めてくれないかと頼んだ。

「えー?愛しの旦那様を置いてー?」
「ちょ、声が大きいってばっ!」

慌てた夕鈴は、すぐに親友の口を塞いだ。
明玉は、夕鈴の事情を知っている唯一の親友だ。
何もかもを話せる友人なので、夕鈴は明玉が大好きだ。
でもこうやって、あけすけに何でも話すような癖だけは直してほしいと思う、今日この頃。
―――特に、黎翔さんと”あのような関係”になってからは…
夕鈴の言葉を受け、明玉は夕鈴の耳に手を当ててひそひそと話す。

「だって…お早うの挨拶くらいさせてあげれば良いじゃない。仮とはいえ、夫婦なんだし」
「夫婦とはいえ仮の関係に、そんなのいらないでしょう…」

夕鈴はがくりと首を項垂れた。
…何でだろう…相談する相手を間違えたと思ってしまうのは…

「そう?―――夕鈴は嫌なの?」
「…嫌、って程までは行かないけど…」

ただ、恥ずかしいのだ。
それに、大人の余裕を見せつけられているようで何だか悔しいし。

「嫌じゃないなら良いじゃない。少しはこの状況を楽しめば?―――滅多にないわよ?あんなイケメンを夫にするなんて…」
「こんな状況、楽しめないわよ…」

だって、夫婦なのは借金の都合上の契約事項。
本当に将来を誓い合って夫婦になったのでは、決してない。
いつかは終わる―――そんな関係なのに、あの人を夫として扱えるわけ、無いじゃない…

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】7 さくらぱんカラー

愛してるだなんて・・・信じられない。
妻だなんて、思われていない。
きっと、あの人の遊びが飽きるまでの
それだけの関係。

……ツキン

そう思っただけで、鋭い痛みが胸に走った。

…………?

湧き上がるこの苦しさは、いったいなんだろう。


“……夕鈴”

名を呼ばれて、ドキドキするのは、なぜ?


――――恋なんかじゃない。

恋なんてしない。

契約の夫婦関係なんて長続きしないもの。

きっと長くは続かない。

あの人を好きになっちゃいけない…………

この思いは恋なんかじゃ決してない。

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】8 さくらぱんカラー

黙り込んだ親友に、

ふぅ…………(しかたがないなぁ)

とため息を零す。

自覚してないんだよなぁ……

この表情は、恋する乙女の顔。

夕鈴が、黎翔さんが、好きなのはバレバレなのに。

当の本人が自覚していない。

素直になれば、楽なのに……

黎翔さんも黎翔さんだわ。

肝心の爪が甘いわ。

だから、この子がこんなに不安になるんじゃない。

しっかり捕まえていてよね。

苦笑しながら明玉は夕鈴に微笑んだ。

まずは、何とか自覚させなきゃね。

「いいわ。夕鈴、今晩じっくり対策を考えましょう!!!」

「ありがとう、明玉!!」

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】9 さきカラー

――放課後、理科室。

黎翔はクルクルと、手元にある試験管を弄りながら携帯を操る。
試験管の中身は何の変哲もない”とある液体”だ。
―――突然、黎翔は眼を眇めた。そして…

パリーンッ

試験官が割れる音が響いた。

「―――っ、…っぶねー…」

ひやひやした~と、呑気な表情の中にも冷や汗を滲ませ、理科室天井にある脱出口から幼い顔立ちの少年が降りて来る。

「―――浩大。気配もなくそこから出入りするなと何度も言っているだろう」
「悪ィ!つい癖で!」

全く悪びれもせずに、浩大と呼ばれた少年――実際は青年と言う年齢だが――が言う。

「それにしても”先生”。あんたが投げたあの試験管…―――もしかして、硫酸じゃねぇ?」
「それがどうした?」
「いやいや、どうした?じゃないっすよ!危ねーって!」

そんな物投げつけられては、たまったものではない。
飛び散った液体が当たっただけでも痛い。
それなら刃物を投げつけられた方がマシだと思えるくらいだ。

「…ところで、さっきから何やってるんすかー?」
「…夕鈴の居所を見ている」
「…はい?」
「今日は友人の家に泊まると言っていたからな。本当にその友人と居るのか、なにかに巻き込まれてはいないかと、動向を見ているのだ。――夫と言うのは、妻の安全も確かめなければならないのだ…―――大変だな」

―――いや、そりゃ違うデショ。
とは、口が裂けても言えない。
ましてや…―――その行動が、どう考えても妻をストーカーする夫の構図だとは、死んでも言えない。
いや、死にたくないから言えない、が正しい。
どうやら、先ほどからずっと携帯を弄っているのは、GPSでお嫁ちゃんの動向を監視していたようだ。

「―――今は、スーパーに居る。傍に、今日夕鈴が泊まると言っていた親友も。―――どうやら、本当に友人宅にお泊りするようだ…」

その言葉が、安堵とも哀愁たっぷりとも言える、何とも笑え…いや、同情を誘う声音だった。
…というか、お嫁ちゃんの友達のGPSも見てるのか?
というか、知ってるのか?
この分だと、そのお嫁ちゃんの親友とやらの、携帯番号やアドレスも知ってそうだ。

―――お嫁ちゃんも、御気の毒に。

こんな厄介なお人に目を付けられて。
こりゃぁ…一生振り回されるだろうな。

ご愁傷様。

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】10 さくらぱんカラー

スーパーから移動したGPSが、ある地点でピタリと止まる。
ノロノロと揺らぐ点滅。

「……アレ?」

ここは、店なのか?
場所に心当たりのない黎翔は、隣で覗き見していた浩大に聞いた。

「あーーーーー・・・・俺、パス」

「自分で直接行って、確かめてきて・・・」

「……?」

そう言われると気になってくる。
黎翔は、GPSを頼りに車を走らせた。


*****


いらっしゃいませ~♪

「なっ・・・////ちょっとこの店。、明玉ぅ!!!」

「ダメよ、夕鈴。
せっかく名案が浮かんだんだから、実践しないと。」

「黎翔さんへの対策なんでしょ?
この明玉姐さんに任せなさい!!」

「あの人、ああ見えて夕鈴には、ヘタレよ(女の勘)
愛しの妻が可愛くて仕方ないのに、手がだせない。」

そうかしら・・・?
キスしてくるじゃない。

「だーーかーーらぁーー」

「すいませーーん、店員さん。
この子、大人っぽく全身コーディネイトしてくださいーー。」

はーーい、このお嬢さんですね。

では、サイズを測りますから、こちら(試着室)においでください。

測りやすいように、上を脱いでくださいね。

Cの65ですね。細いですね。

お色は、いかがいたしましょう。

「可愛い小悪魔風お嫁さんに・・・・やっぱり白かしら?」

「明玉ぅ~・・・・困るし、恥ずかしいよ。」

「ブラとセットで、テディもいるかしら?
いつものパジャマはダメよ」


「なんで?」

「色気が無いわ。
そんなんだから、黎翔さんにからかわれるのよ。」

「そうなの?」

「黎翔さんが、手を出せないぐらい
女っぽくなるの。
(逆に狼になるかもしれないけど、それはそれでいいわ。)」

夕鈴は、自分が身につけた下着の金額を見て青ざめた。

「明玉・・・私、こんなお金もってない。」

「大丈夫、心配いらないわ。」

「こんなこともあろうかと、黎翔さんから、もぎ取っておいたの」

明玉が夕鈴にかざして見せたのは、キラリと光り輝くブラックカードだった。ၧ

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】11 さきcolor

「――ちっ…ここで渋滞に捕まるとは…―――障害はつきもの、か…」

車の中で携帯を片手に呟く黎翔。
ここに浩大が居たら、心の中で『え?恋の障害?渋滞程度で言ってたら、障害だらけじゃん!あはははっ!』と盛大に笑いを堪えるシーンだが、残念ながら車内には黎翔しかいなかった。
あれからすぐに車でGPSが止まっている地点に向かったが、途中で渋滞に捕まってしまった。
そうこうしているうちにGPSの点は動き出し、夕鈴の親友の家に向かっていた。
結局、止まっていた地点は何だったのか分からずじまい。
―――まあ、後で聞けば良い話か…
にやりと笑い、黎翔はわき道に逸れた。

*************

「―――ちょっと明玉…こんな格好させて、どうするつもりよ。お泊りには関係ないじゃない」

むしろ、御泊りのくせに荷物を増やしてどうするのかと、夕鈴は明玉を責める。
しかし当の明玉はどこ吹く風で、まあまあと夕鈴を宥めた。

「だってあんたほとんどお洒落しないじゃない?―――こう云う機会でもないと、ゆっくり買い物も出来やしないじゃない」
「それはそうだけど…何も今日じゃなくったって…」

あの時明玉に買わされた(と言っても過言ではない)服は、下着類、ネグリジェ、お洒落着からちょっとした良い服まで…ありとあらゆる場面に即したものばかり。
こんなに買って、いつ使うと言うのだろうか…というか、下着やネグリジェは、明らかに急ぐものでもない。いや、他のものもだけど。
しかも…この親友が出したものは、黎翔さんのブラックカード。
あの人がそう簡単に人に盗られるかしら。
―――有り得ない。
そう、有り得ないということは……これは、黎翔さんも知ってのこと?
そんなに普段の私の恰好に、不満があったということ?
隣に立つのも…これまでの服装じゃ駄目だと言う、無言の圧力なのかしら。
普段の服装に、自信があるわけじゃないけれど…それなら、直接言ってもらった方がマシだ。

―――やっぱりあの人は、私なんかとじゃ釣り合わないんだわ…





テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】12 よゆままcolor


明玉の家まであとそんなに距離も無くなってくるまで、
黙りこくったまま、夕鈴は考え込む。


借金返済のための関係。
仮初の夫婦。
偽りの生活。

考えれば考えるほど、思考はどんどん淀んでいく。
そして深みにはまっていく。

私なんて釣り合わないし、いつかこんな関係も終わる。
だって、私はただの高校生だもの。

だから黎翔さんに何もしてあげられないし、
何も与えることなんてできない。



「夕鈴!!夕鈴!!!夕鈴~~~~。」
「・・・・・。」
「聞こえてる???」
「・・・・・・。」
「もうっっ、夕鈴ったら!!!!」
「う、うん???」
「何考え込んでいるのよ~~さっきから呼んでるのに。」
「ゴメン!!明玉。それで、どうしたの??」
「そういえば、旦那様・・・・今日はどうするって??」
「えっ??何が??」
「今晩のご飯とか??」
「・・・・・聞いてないわ。どうするのかな??」
「いいの???」
「いいって何が??」

明玉は一体何が云いたいのかな?
よくわからず、夕鈴は首をちょこんと傾げる。

その仕草が、見ている男性にとって実に可愛らしく、
庇護欲を駆られるということを知らないのは本人だけである。

はぁ~~ホントに先生は苦労するわね。
こんな恋愛音痴な子をモノにするのは・・・・。

少し、黎翔に同情を禁じ得ない明玉がいた。

「ご飯くらい作ってあげた方がいいんじゃないの??」
「でも、多分・・外で済ませてくると思う・・・。」
「本当は夕鈴のご飯がいいと思うけどなぁ~~~。」

それは、悪い事をしてしまったのかな??と夕鈴は思う。
明玉のところの来たのは、私の都合。
あれ以上、ヘンなことをされないための緊急避難。

でも、ご飯も作らないのは・・・・それこそ妻失格。
契約違反になるのではないのか???

夕鈴の心に少し罪悪感が湧いてくる。

「そうね・・・・・私、ご飯作ってくる!!!」
「それがいいわ。あっ、そうだ!!!折角買った服を着て見せたら??」
「え~~~~恥ずかしいわよ!!」
「でも出資者は旦那様でしょ!!!それだったら、見せるべきよ。」

え~~、でも私が欲しかったんじゃないし、
明玉が黎翔さんのカードを出したんじゃないの~~~

反論する暇もなく、夕鈴は明玉に手を引かれ明玉の家に連れて行かれた。


そして・・・・・・・・20分もしないうちに、
上から下まで、買い揃えた服・・・・・そして下着まですべて変えられていたのだった。

「・・・・じゃあ、一度ご飯作りに行ってくるわね。」
「待ってるよ~~~~。」


真っ赤に頬を染め、恥ずかしげに部屋を出る夕鈴。
短いスカート丈を気にしつつ、階段を降りる。


そして玄関のドアの閉まる音を聞いた、明玉はというと・・・・・
勿論、出資者の黎翔に電話を掛けていたのだった。






テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】13  さきcolor

「―――あ、もしもし珀さん?」
『――明玉さん?』
「そうでーす♪何だか面白い事になってますねぇ♪」
『…』
「どうせ、今日の夕鈴の行動をGPSで見ていましたでしょう?」
『……』

明玉には何もかもお見通しだ。
黎翔は電話の向こうで人知れず溜息をついた。
今はまだ、明玉の家にまで辿りつける場所にはない。
それよりも、気になっている事がある。

『―――夕鈴は一緒じゃないの?』

先ほどから、明玉のGPSと夕鈴のGPSの位置が離れ始めていた。
今では結構な距離になりつつある。
これは一体どういうことだ?彼女は、明玉さんの家に泊まるのでは無かったのか?

「夕鈴ですか?―――先ほど、帰しましたよ♪」
『―――え?』

黎翔は何を言われたのか、一瞬分からなかった。

『―――どういうこと?』
「それは、ご自宅に帰って頂けたら分かりますよ♪もちろん、おまけ付きですよ~♪」

電話の向こうの声は、かなりテンションが高そうだった。
―――一体何があったのだろうか。……もしかして、先ほど止まっていた地点と何か関係があるのだろうか…?

『――夕鈴は家に帰ったのだな?』
「まあ本人は、夕飯を作りに戻っただけだと思ってますが……可愛いおまけ付きなので、こちらには戻ってこないと思いますよ?」

正確には、黎翔が戻さないだろう。
それは明玉は口にはしない。
だって、その方が面白そうだから―――どちらの反応も。

人の悪い笑みを浮かべながら、明玉は明日の夕鈴の反応を想像して楽しんでいた。

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】14  さくらぱんcolor

「もう黎翔さんは、帰っているのかしら!?」

桜のトンネルのような桜吹雪の道をスクーターで走らせる。

「もう、こんな季節なのね……」

黎翔さんの花嫁となって、一年がたとうとしていた。
 夕鈴は、感慨深く桜を眺めた。

“はじめまして、珀黎翔と申します。
貴女が私の花嫁ですね。”

“……は?”

突然、見ず知らずの美しい人に
ギュウギュウに、抱き締められた……

事情が飲み込めないまま……
私は、ビックリしたっけ。

あの日も、こんな美しい桜吹雪が、舞っていた。

まさか自分の高校の先生だとは、入学式まで知らなくて…
更に、珀コンツェルンの会長だったなんて、お屋敷に行くまで知らなかった。
知れば知るほど、分からなくなる黎翔さん。

“愛しているよ、可愛い奥さん”

そう言われて、頬に口付けられるたびに、
この人は、偽の旦那さまなんだと自分に言い聞かせる。

黎翔さんのこの言葉や行動は
演技なのか、本気なのか、たまに分からなくなる。
私の心は、口付けられるたびに黎翔さんに傾いていくのに……。

縁談よけの演技夫婦なのだから、翻弄させないでほしい・・・・
乙女心は、複雑で・・・

夕鈴の心を表すかのように、道の先で、
薄紅色花びらの風が、くるくると渦をまいた。
 

スクーターに座る夕鈴のシフォンのパステルピンクのワンピースが、
風に翻る。

ぴっちり合わせた膝小僧。
スカートの裾を抑えて…

「あぁ・・・もぅ。
このスカート短すぎるわ。」

「早く帰らなきゃ・・・」

夕鈴は、家というには大きすぎる 黎翔さんのお屋敷に向かっていた。

「夕飯作って、明玉の家に戻らなきゃ…夜になっちゃう。」

桜の枝の隙間から、綺麗な夕焼け空が覗く。
薄紅色の隙間の空に、一番星が、明るく輝いていた。

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】15  さきcolor

薄暗くなった頃、夕鈴は家に…黎翔さんの家に着いた。
帰ってきた…一瞬でもそう考えてしまった、自分の思考に自嘲する。
ここは、自分の家ではない。いつかは出て行く、幻の家。
こんな状況に慣れてはだめ。じゃないと…
じゃないと、いつか本当に、傷ついてしまう――取り返しがつかなくなっては、たいへん。
そうならないように、自戒しなければならない。
自分に言い聞かせなければ…勘違いしてしまいそうな、あの人の言葉に本気にならないように。

「さて…どうやら、黎翔さんは、まだ帰ってきてないみたい…ね。さっさと作って、早く明玉の家に戻らないと…」

急いで玄関の扉を開け、家の中に入る。
きちんと靴を揃え、急ぎ足でキッチンに向かう。
コートを脱ぎ、そして目に入った自分の姿に赤面する。

――早く作らないと、黎翔さんが帰ってきちゃう…――こんな恰好は、見せられない…!

歩くたびに中にまで空気が入り込むくらい、短い丈のスカート。
襟ぐりの妙に開いた、心もとない胸元。
この衣服の中は…いや、今は考えるのはやめよう。
とにかく、夕飯づくりに集中しないと。

「よし!手早く…でも、なおかつ美味しいものが良いわね!じゃあ、あれにしましょう!」

夕鈴は献立を考え、手早く包丁とまな板を配置し、夕飯の準備に取り掛かった。


 続きを読む 

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】16  さきcolor

続きwww

―――――――――――――――

きいぃぃぃ…

黎翔は玄関のドアを、ことさら慎重に開いた。
何せ、家の中には逃げ足の早い兎がいるかもしれないからだ。
ここまできたら逃がするもりは無いものの、彼女の逃げっぷりときたら、時々尋常じゃない凹まされ方をするから、油断ならない。
ぬき足さし足忍び足、という表現が実に正しいくらいの黎翔の足取り。
その足は、迷わず台所へと進んで行った。
夕鈴の親友・明玉が『夕飯を作りに戻って行った』と言っていたから、きっとそこだろうと踏んでいたのだ。
案の定、近づくにつれてトントントントン、と包丁をまな板に叩く音が聞こえてきた。

聞こえないように、慎重に扉を開ける。
そこには、エプロンを纏った夕鈴が立っていた。
―――しかし、それ以上に黎翔の頭を真っ白にさせた格好が目に入った。

下手をしたら、下着が見えてしまうのではないかというくらい短いスカート。
それは夕鈴がガスコンロとシンクを行き来するたびに、悩ましげに揺れる。
きっとご飯を作るためにまとめ上げたであろう、ポニーテールも…夕鈴のうなじを、隠していなかった。
歩くたびに揺れるそれは、まるで夕鈴から匂い立つ色気のようなものを醸し出していた。
(もちろん、そう感じるのは黎翔だけである)

黎翔が夕鈴の姿に見とれている間、夕鈴の方はどんどん夕飯を作り上げていく。
まな板の上で澱みなく包丁をさばく姿は、まさに主婦と言えるものであった。

「―――痛っ!!」

その声に、黎翔は驚いた。
突然上がった夕鈴の悲鳴に、黎翔は夕鈴の手元を見た。
視線の先のまな板の上には―――紅い血。
黎翔は状況を忘れ、扉を全開にして部屋に飛び込んだ。

「―――夕鈴っ!!」
「―――っ?!えっ?!」

突然の闖入者に驚いた夕鈴は自分の指先から視線を外して振り向くが…それは出来なかった。
背後から抱き締められる。
自分を包むこの香りには、覚えがあった。

「―――え?!黎翔さんっ?!何で…」
「そんなことはどうでも良い!!夕鈴、どこを怪我した?!」

黎翔はくまなく腕の中の存在を見る。
まな板の上にあった血。
それは扉の向こうで見たときより、ほんの一滴に見えた。
どうやら、指先を切っただけのようだった。
でも、痛かったのだろう。先ほどの夕鈴の悲鳴は、痛そうだった。
だから、この後の行動は必然と決まっていた。
黎翔は、夕鈴の左手を取って、自分の口元へと運んで行った。




テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】17  さくらぱんcolor

「えっ!

あっ!?

ヤ……黎翔さん!」

肩越しに、手首をとられて
わずかに切った指先をナゾラれた……

黎翔さんの口に含まれた、切った指先が熱い!

夕鈴は、恥ずかしさと熱さで…
瞬く間に、両目に涙が溢れた。

「思ったより、深く切ってなかったけれど……」

チラリと見た黎翔さんの赤い瞳は、揺れていた……

「夕鈴、泣いてる。
そんなに、痛かった?」

「……!
コレは……

(恥ずかしくて、なんて言えない。)」

「もう、大丈夫ですから、離してくれませんか?」

近すぎる距離。
未だに、握られた手首。
舐められた指先が、熱すぎる。

羞恥で、燃えたつ肌が、肌を赤らめさせる。
黎翔さんに、見つめられて夕鈴は、落ち着かなかった。

「離して…ください。」

掠れた声は、小さくか細かった。

ポロッと、耐えきれずこぼれ落ちた涙が
頬に落ちた。



「イヤだ!」

「キチンと、消毒しないと……」

そう断言した黎翔さんは、再び夕鈴の指先を口に含もうと
口元に夕鈴の指先を寄せていった。



2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】18  さきcolor

「―――っ」

再び傷口を舐めようとする黎翔の腕から、夕鈴は渾身の力で自分の腕を引っ張った。

「こ、こ、こんなの消毒じゃありませんっ…」

腕を離された黎翔さんは不満そうだったものの、これだけは譲れない。
自分の血は、決して綺麗なものではない。
血を汚いと思っているのではない。
だけど、黎翔さんのような綺麗な顔の人に舐められて平然としていられるほど…それを甘受できるほど綺麗だとは思わない。

「なら、早く救急箱を…」

そう言って立ち上がろうとする黎翔さんを、夕鈴は制する。

「い、いえっ!これくらい自分でやりますので!黎翔さんは座っていて下さい!」

自分が明玉の家に泊まると言い、その明玉に言われて黎翔に内緒で夕食を作りに来たことは、とうに頭の中から抜けていた。

「いや、君は怪我人なのだから、君が座っていると良い」
「こんなの、怪我のうちに入りませんっ!」

たかが指先を切っただけである。
動けない重傷じゃないのだ。
こんなことで、黎翔さんの手を煩わせたくない。
すると、黎翔さんは少し怒ったように声を低くした。

「ほぅ…君は、私の心配を無碍にすると?」
「そ、そんなこと言ってませんっ…」
「なら、大人しくしていることだ」

結局言い負かされた私は、黎翔さんが救急箱を持ってくるまで大人しくしているしか無かった。


*****************

「……」
「……」

二人の間に、沈黙が流れる。
この頃になって、やっと夕鈴はこの状況を思い出した―――自分は、本当は明玉の家に泊まると宣言していたことに。
本当は、ここに居る筈のない状況だということに。
なのに、ここに来て夕食を作っているとは、どのような状況だ。
夕鈴は頭を抱えたかったが、片手は黎翔に取られて手当てを受けているため、それも叶わない。
頭の中では大混乱の夕鈴に、黎翔は追い打ちをかける言葉を言う。

「夕鈴―――何で、ここでご飯を作ってたの?」
「―――!」

恐れていた事態だ。
ここで黎翔さんに見つかることなど、想定していなかった。
―――どうしてくれるのよっ!明玉!
この場に居ない親友に、責任転嫁したくなるほどに。
結局、言い訳を思いつかなかった夕鈴は、正直に言う事にしたのだった。

「あ、あの―――明玉が、黎翔さんの夕食はどうするの?と言って…」
「―――君が居ないなら、夕食は出前か食べないかのどちらかにしようかと思っていたのだが…」
「そ、それは駄目ですっ!」

ある程度予想はしていたものの、本当に予想通りの黎翔さんの言葉に、夕鈴は声を大きくした。

「―――何で?」

あくまで淡々と、黎翔さんは私に答えを促してくる。
それが何だかこの人との差を感じさせるもので、夕鈴は無性に悲しくなった。

「だ…だって。出前や外食は栄養が偏っていますし、何より食べないなんて選択肢は、もっと駄目です!」
「たかが一食抜いたところで、問題ない」
「問題なくないです!黎翔さんは大人の男性なんですから、ちゃんと栄養のあるものを食べないと、健康に良くないです!」
「―――」

力説する夕鈴に、これ以上何を言っても無駄だなと感じる黎翔。
…ならば、違う方向から攻めてみるか…

「―――なら、その『大人の男性』の僕の前で、そんな可愛い恰好をしている夕鈴は、良いの?」

そう、指摘する。

「―――っ?!」

指摘されて、夕鈴は自分の恰好を思い出した。
バッと自分の腕で身体を隠そうとするが、またもや片手を黎翔に取られているため、それは叶わなかった。

「あっ、あのっ、こ、これはですねっ」

焦りながらも説明を試みるが、気が付いたら

「―――無防備過ぎだ」

いつのまにか、黎翔さんの腕の中に囚われていた―――



テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】19  さくらぱんcolor

彼に引き寄せられて……胸の中
黎翔さんのオーデコロンの香りを強く感じる。

二人分の重さで、軋むソファーに
夕鈴は、激しい動揺を覚えた。

耳元で黎翔さんの囁き声と熱い吐息。
いつに無く近すぎる、この距離は、夕鈴を焦らせた。

「離してください…「離さない!」」

「こんなに、可愛らしいお嫁さんが目の前に居るのに……
離すわけないよ。」

「だって、私たち…「偽者の関係?そんなもの……」」

ギュッと抱きしめられて、息が苦しくなる。
くらくらと廻る視界に、黎翔さんの甘く低い囁き。

さっき……口付けられて
手当てしたばかりの指先がとても熱くなった。

頬が火照る
耳朶までもが、熱い。

ダメよ。
……夕鈴!
流されちゃダメ!!!
黎翔さんは、からかっているだけよ!!

ズキン。
胸が鋭く痛む。
理性が、呟く。

「ねえ、夕鈴。
……どうして欲しい?」

危険な香りに、頭に霞がかかる。

でも……
もしかしたらが、頭をよぎる。

“愛してる”

なんて……黎翔さんは、一言も言ってないのに。
勘違いしそうになる。

なんて……ズルイ人。

夕鈴の視界が、じわりと滲んだ。

「どうしてほしいって……決まっているわ。
離して……ぜんぶ偽ものだもの……」

「偽者か……
強気な君も、魅力的だが・・・
大人な私は
今すぐ、君との関係を本物にすることにも出来る。


どうしようか……夕鈴。」


「ひゃあんっ!!」

唐突に
ぺろり…と,、耳朶を黎翔さんに舐められて・・・
夕鈴は、変な声が出た。

「可愛らしい声だな。
このまま…いっそ、本物にしてしまおうか?」

「かっ……からかわないでください!!」

真っ赤になって、抵抗する夕鈴を、黎翔さんは、クスクスと笑って
ソファーに押し倒した。

「そんな姿の君が悪い。
君が言うところの、悪い大人なら……」

「これが、普通の反応だろ?」

んっ!んぅ。。

イヤ!
黎翔さんっ、やめてっっ!!!


こんなのヤダッ



・・・ずきん。





胸が痛い。








・・・ずきん。





愛してるの?





…ずきん。




ズルイよ。




黎翔さん







・・・・長い長いKISSに、夕鈴が流されそうになった時。



突然、静かな部屋に
けたたましい電話のコール音が鳴り響いた。



……続く

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

プロフィール

momo苺

Author:momo苺
こちらは白陽国SNS地区のコミュニティ・ログ倉庫です。

momo苺は、このログ倉庫の架空番人です。
コミュの某所にて、メンバーと呟いています。

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

09月 | 2017年10月 | 11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -


目次
表示中の記事
  • 2 現代パラ  幼な妻
--年--月--日 (--)
スポンサーサイト
次 >>
by AlphaWolfy
検索フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
小説・文学
966位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
二次小説
409位
アクセスランキングを見る>>
カウンター
現在の閲覧者数:
marble-color
こちらは、リンクフリーです。
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。