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4 繋ぐ……連想-3 黎&夕

10 好きなのに……とある関係  砂上color

お題3.

夕鈴「いい加減、目を覚ましてくれませんか?」
    砂上











猫に向かう夕鈴で。
―――――

どうして懐いてくれないのかしら…

猫の餌を片手に夕鈴は溜め息をついた。

最近、後宮の端に住み着いた野良猫。
気づいたのは掃除婦バイトの時だった。何か声がするなと探してみたら、窓の下で泣いてる姿を見つけたのだけど、これが中々懐かない。

餌を持って行けば食べてくれるけど、撫でさせてはくれない。
猫草で誘えば乗ってくれるけど、擦り寄っては来ない。

後宮に住むと野良も気位高くなるの?

そう思ってしまう程に、懐かない。
いっそ、名前でも付ければ多少は心を許してくれるだろうか?

「… 懐かないくせに、ご飯はいるのね」
「ニャー」

既に所定の位置に着いて、尻尾をぱしぱしと地面に叩きつける猫に呆れてしまう。

「ちゃっかりしてるわね…」
「……」

ぎろりと睨み付けてくる猫の前に餌を入れた小皿と水を入れた小皿を置いて、二歩下がって様子を見る。
最初の頃は警戒して見てない時に食べていたけど、ここ二、三日は私の前で食べるようになってくれた。

少しは好いてくれてるはずよね?

目の前で、黙々と餌を食べる猫の姿眺めながら、撫でたい衝動に駆られる手をぎゅっと握った。

食べてる最中はダメ。食べ終わってから!

猫を飼っている侍女に聞いた助言を思いだし、我慢する。
ジッと見つめて眺めていたら、食べ終わったらしく綺麗になった小皿の前で毛繕いをしだした。

あぁ、可愛い!

一生懸命小さい舌と手で顔を擦ったりする様に我慢が出来ずに手を伸ばしてしまった。

「ニャッ!」
「ッ!」

驚かせてしまったのか、ヒラリと身を翻し走り去っていく猫。
手の甲には綺麗な三本線が浮かんでいて、ふつふつと込み上げて来るものがあった。

餌もあげてるのに!撫でさせてくれたっていいじゃない!

「~~っ!いい加減、私を好きだと認めなさいよ!」

こんなにも心を砕いているのにいっこうに報われない自分の気持ちと、引っ掻き傷の痛みが合わさってなんだか惨めになってくる。

「…私は好きなのに…」

ぐすっと鼻を啜りながら、懐から手拭いを取りだし手に巻いていたら背後でガサッと音がして、振り向いた。

もしかしたら、戻ってきてくれたのかも!

そんな期待を込めて振り返った先には、不機嫌オーラ全開の狼が立っていた。

――――
もう、無理です!orz
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4 繋ぐ……連想-3 黎&夕

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