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☆ さくらぱんの部屋

20140401【短編】歌萌え喫茶「魔法時間」

春風が吹く
花びらが、舞い散る

ふわふわり……
ふわふわる……


貴方が名前を呼ぶ。
「夕鈴。」

たった、それだけで、 気持ちがふわふわ……と
宙へ浮かぶ

桜の花びら
ふわふわり

私の心が
ふわふわる…

――――貴方が笑っている。

それだけで、
笑顔になっちゃう 。
春の恋の魔法。




くるくると髪をもてあそぶ
貴方の指先。

楽しげに笑う、
貴方の笑顔が
私の心を
くるくると、かき混ぜる

言葉が要らない。
こんなにも幸せ。

時さえも
止まって見える
不思議な時間。


ほわほわの
花の陽だまりに包まれて

貴方の名前を
ただ、呼びたい。
デモ、できないの。

桜の花びらの口付けが
私の言葉を失くす

貴方の
指先に囚われたままの・・・
ふわふわ時間。

私の踊る心は、ドキドキしたまま・・

身体は、ふわふわ浮いたまま・・・・

言葉もなくて
ただ貴方を見つめて、微笑むの。

こんなにも、貴方が愛しい。

このまま……貴方に 囚われて居たい。

恋の魔法。



青空が、あんなに綺麗

舞い散る花びらに
くらくらり…


薄紅色の光の花弁
くらくらるん
くるくると・・・・

貴方を、見上げたら、
眩しすぎて…
くらくらり……
くらくらりん。

貴方を想ってる
ただ、それだけで
身体も心も
溶けてしまいそう 。
“神さま、ありがとう!
運命のいたずらでも。
巡り会えたことが
幸せなの”


桜の花びら、くるくる
私の心、くらくら

求めて
求められ……

幸せすぎて
心臓が、止まりそう。

貴方が、好き。

貴方が、眩しすぎて 目を閉じたら
唇に、柔らかなぬくもり 。


貴方からの口付け。

ぐらりと傾いだ
身体は、
あなたの胸へと倒れこむ。


桜の口付け
恋の魔法。



貴方が好きだけじゃ足りない。

口付けだけじゃイヤなの。
優しいだけじゃ…
この恋は、報われない。


ほら…そんなじゃダメ
もう…そんなんじゃほら

口付けで簡単に
溶け出してしまった心は。

貴方をもっと
欲しがるの…… 。

見ているじゃイヤだよ。

そんなんじゃ、ヤダ!!
もう、そんなんじゃ、まだ。

恋は、青い恋のまま……

私の傍に居てね。
…ずっと、…ずっと 。


私に触れて。
お願い。





貴方の中で
私の存在は、
まだまだ、小さなものだと分かっているけど

同じものを感じてる瞬間
今、同じ時を、共有してる実感

まだまだ私は、間に合うよね。

貴方の心を掴めるように、努力するわ。
いつか貴方の胸で、眠りたいから。




暖かな南風。
ふわふわ・・・と
薄紅色の花吹雪が降り注ぐ
ふわふわる…

「夕鈴。」

貴方が名前を呼ぶ。
ただ…それだけで、
私の心は、宙へ浮かぶ
……どこまでも。

太陽の光のような
貴方に
くらくらり

眩しい光に
くらくらる

貴方を思うだけで
私の心は
甘くとろけてしまうの。



貴方に、恋してるのよ。

恋の魔法時間。

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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

めんばぁの呟き

100人のゲスト様をお迎えできました。

今朝、カウンターを見ましたら100HIT超えていました。
皆様、ご訪問ありがとうございます。



現在メンバーは、総勢12名。
ゆっくりゆったりの更新ですが、毎日来ていただけて嬉しいです。
お礼に今日は、目次を作ってみました。







今日は、エイプリルフールということで、コミュも楽しいことになっています。

さくらぱん=つくし
さき=隠居中♪
towmoon=ルンバ
らっこさん=バリィさん増量中



もう、誰が誰のコメントかわからないwwww
SNSは、本日カオスな楽しいお祭りです。








つくし





テーマ : 物書きのひとりごと
ジャンル : 小説・文学

4. 現代パラレル 短編

現代パラレル 短編 もくじ

幼な妻設定 
 愛夫弁当 2014.04.11.UP

   愛夫弁当という単語は、さくらぱんの造語です。
   愛妻弁当があるのだから愛夫弁当があってもいいのかなと。
   ですから、読み方を聞かれても、ちょっと困ります。
   そのあたりは、スルーしていただきたいです。
   愛妻弁当も愛夫弁当も、どっちも愛情たっぷりに違いないです。←
 
   学校の中庭で、ランチタイムを楽しむ、夕鈴と親友・明玉のお話。
   最後に少しだけ黎翔さんが登場します。
   
 【設定】 幼な妻いろいろ・・・ 2014.04.27.UP

       本編の幼な妻での服装設定・打ち合わせ呟き。さくらぱんのイラストつき 
       さくらぱんのイラストが苦手の方は注意してくださいね。

テーマ : 目次
ジャンル : 小説・文学

1 本誌沿い 短編

【短編】菓子珍景3【完結】

この短編もラストまできました。
またほんの少し、修正を加えています。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
次はもう少し長めのものをSNSから引っ張って来る予定です。
よろしければお付き合いくださいませ♪

では、どうぞ。

*****

「ああ、全部食べましたか陛下!すぐに自室へ向かいましょう。今日はもうお休みください!」
「いやぁ、さすが!夕鈴殿の手料理は効果的面です!」
「やはり貴様の差し金か李順。まったく、もし夕鈴が口にしたらどうするつもりだったんだ」

陛下は青白くても鋭い目を李順に向けている。

「だから侍女たちにも絶対に他の者に食べさせないよう注意するように言い聞かせました」

対する李順は涼しい顔だ。

「え?ちょっとまってどういうことですか??」
「陛下ますますお顔の色がっ!!!!」
「そうですねえ、夕鈴殿。後は陛下のお部屋の方でお話しさせて頂きましょう」


ー陛下私室にて話すこと半刻。

「そうしたら私はっ!!!!陛下の為にせっせと毒入りくっきーを作っていたということでしょうかっ!」
「そういうことになりますねぇ、夕鈴殿」

夕鈴はがっくりと首を項垂れた。
どうやら陛下の毒への耐性は先天的なものではなく、定期的にある程度摂取することで保っているもの…らしい。
匂いで気付き、李順さんが用意したものとわかっていてもなかなか食べてくれない陛下。
そこで李順さんはこれを計画したらしい。

そりゃあわかっていたって体調を崩すようなもの食べたいはずないわよね!
あれ?でも、食べさせたのって私…?

「いやぁ、でも本当に全部食べるとは思いませんでしたよ陛下」
「さすが夕鈴殿の手作りです」

「り…李順さん。 陛下……。私…私…こ…今度こそ首でしょうか?!」
「ええ?!なんでそうなるのゆーりん?!」
「だってだって…。知らなかったとはいえくっきーを作ったのも食べさせたのも私じゃないですかあ!」

父の借金と青慎の学費、王宮への借金。とてもここでのバイトなくして返せるような金額ではない。
どうしよう、あ、なんか涙出てきちゃった。

「ゆ、ゆーりん。そんな心配しなくて大丈夫だよ!ぜーんぶ、りじゅんが、悪いんだから!!!!」
「そうですよ、夕鈴どの。貴方は何も悪くありません。首なんてあり得ないですから心配なさらなくて大丈夫です」

陛下が鋭く李順を見やると…。

「では、私残りの政務がありますので、そろそろ失礼させていただきますっ」
「ああ、夕鈴殿。陛下は気丈に振舞っておいでですが、本当は腕をあげるのもお辛いはずです。夕餉は夕鈴殿が食べさせて差し上げてくださいね」
「翌朝陛下のお加減がすっかり良くなっておいででしたら特別手当を差し上げます」
「特別手当ですか李順さんっ!頑張ります!!!」

わーい手当。手当。
と夕鈴がはしゃぐのを横目に陛下は満足そうに李順を見つめ、李順は少しほっとした顔で陛下を見ていた。

―――どうやら、私の首もなんとか繋がったようです…。でも今度の手当て、私のポケットマネーになるやも…。

「では、失礼いたします。陛下。お妃様」

「ゆーりん。今日はずーっと一緒だよ!!」


おしまい

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大人momoのイラスト   目次

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2014.04.02.の更新 

コミュログ更新
・2014-04-02 IF【臨時花嫁】15 沙希color  



個人更新


☆沙希 の部屋
・2014-04-02 【短編】菓子珍景 3. 完結
 


ブログ工事
なし



沙希

テーマ : お知らせ
ジャンル : 小説・文学

1 本誌沿い 狼陛下の花嫁 誘拐事件

IF【臨時花嫁】15 沙希color  

夕鈴の頭で何かがはじけた。

「浩大、几鍔を探してここに連れてきて」
「お、お妃ちゃん?さっき戻るって、自分で納得してなかった?」
「ええ、さっきはね。
―――でも、なんか今までのことを思い出したら、几鍔に無性に腹が立ってきたのよ。だって、突然連れ帰って閉じ込めて、何の説明もなくて。私が陛下に心配かけちゃってるのも、王宮に帰れないのも全部全部アイツのせいよ。叱って、話を聞く権利は私にあるわ!」

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

1 本誌沿い 狼陛下の花嫁 誘拐事件

IF【臨時花嫁】16 さくらぱんcolor

几鍔を浩大が連れてくる間……
この数日間のことを、思い出していた……

何度考えても

“……おかしい”

几鍔の行動らしくない。

確か、妃誘拐は、誰かに頼まれたと几鍔は言っていた。

“几鍔らしくない”

誰かに頼まれたからといって、こんなリスクの高い仕事を引き受けるだろうか?

それに、何故狼陛下の妃を狙ったの?

浩大と出会えて、王宮でのことも、わかった。

陛下を快く思わない人物の仕業?

その人物は間違いなく几鍔の近くにいる。

それを明らかにしないで、私は王宮には帰れない。

妃を狙う…
すなわち自分が狙われてる。

自分のことは、自分で解決したいわ。

それに、嫌な奴だけど、几鍔が咬んでるし……

一安心したら、いろいろと知らなきゃならないことがあることを思い出した。

……まずは、几鍔だわ。

どうやって、聞き出そうかしら?

今から来る几鍔に、夕鈴は溜め息混じりに、対策を考えるのだった。

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】12 よゆままcolor


明玉の家まであとそんなに距離も無くなってくるまで、
黙りこくったまま、夕鈴は考え込む。


借金返済のための関係。
仮初の夫婦。
偽りの生活。

考えれば考えるほど、思考はどんどん淀んでいく。
そして深みにはまっていく。

私なんて釣り合わないし、いつかこんな関係も終わる。
だって、私はただの高校生だもの。

だから黎翔さんに何もしてあげられないし、
何も与えることなんてできない。



「夕鈴!!夕鈴!!!夕鈴~~~~。」
「・・・・・。」
「聞こえてる???」
「・・・・・・。」
「もうっっ、夕鈴ったら!!!!」
「う、うん???」
「何考え込んでいるのよ~~さっきから呼んでるのに。」
「ゴメン!!明玉。それで、どうしたの??」
「そういえば、旦那様・・・・今日はどうするって??」
「えっ??何が??」
「今晩のご飯とか??」
「・・・・・聞いてないわ。どうするのかな??」
「いいの???」
「いいって何が??」

明玉は一体何が云いたいのかな?
よくわからず、夕鈴は首をちょこんと傾げる。

その仕草が、見ている男性にとって実に可愛らしく、
庇護欲を駆られるということを知らないのは本人だけである。

はぁ~~ホントに先生は苦労するわね。
こんな恋愛音痴な子をモノにするのは・・・・。

少し、黎翔に同情を禁じ得ない明玉がいた。

「ご飯くらい作ってあげた方がいいんじゃないの??」
「でも、多分・・外で済ませてくると思う・・・。」
「本当は夕鈴のご飯がいいと思うけどなぁ~~~。」

それは、悪い事をしてしまったのかな??と夕鈴は思う。
明玉のところの来たのは、私の都合。
あれ以上、ヘンなことをされないための緊急避難。

でも、ご飯も作らないのは・・・・それこそ妻失格。
契約違反になるのではないのか???

夕鈴の心に少し罪悪感が湧いてくる。

「そうね・・・・・私、ご飯作ってくる!!!」
「それがいいわ。あっ、そうだ!!!折角買った服を着て見せたら??」
「え~~~~恥ずかしいわよ!!」
「でも出資者は旦那様でしょ!!!それだったら、見せるべきよ。」

え~~、でも私が欲しかったんじゃないし、
明玉が黎翔さんのカードを出したんじゃないの~~~

反論する暇もなく、夕鈴は明玉に手を引かれ明玉の家に連れて行かれた。


そして・・・・・・・・20分もしないうちに、
上から下まで、買い揃えた服・・・・・そして下着まですべて変えられていたのだった。

「・・・・じゃあ、一度ご飯作りに行ってくるわね。」
「待ってるよ~~~~。」


真っ赤に頬を染め、恥ずかしげに部屋を出る夕鈴。
短いスカート丈を気にしつつ、階段を降りる。


そして玄関のドアの閉まる音を聞いた、明玉はというと・・・・・
勿論、出資者の黎翔に電話を掛けていたのだった。






テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

4 繋ぐ……連想-1

2.幼なじみ…親愛の情ってヤツですか?  さきcolor×さくらぱんcolor

夕鈴と几鍔…

几鍔が、夕鈴を恋愛的な意味で見ているかは、とっても微妙ですよね…(-_-;)
本当に、娘か妹を見ている感じですしwww

でも、そんな二人のやり取りも好きです♪
あ・に・き♪←どうした  

さき



つなぐ-50


「あんた、バカ?」

「あー…
お前に言われたくないな…バカ女。」

「はぁ?
…几鍔のくせに!」

「おい、その時点でお前のほうがバカだって言ってるようなもんだ!ばぁか。」

「なんですって!」

「バカバカバカバカバカぁ―――!」

「おい、道の往来で叫んでんじゃねえよ!」

あっ…

道端の小石に躓き、夕鈴は転んでしまった。

「おい!」

「いきなり転ぶな、バカ女!
まともに歩くことも、できねーのか?」


「ほらよ、手を貸してやるよ。」

「誰が、あんたの世話になんか…」

「交通量が多い場所だ、邪魔になる。」

「いいから、ほら!」

「…ありがと。」

「どっか、痛いところ無いか?」

「無いわ。
あんた、変わって無いわね。
世話好きなとこ。」

「・・・・・ぅ。
余計なお世話だ!」

「怪我してないなら、
さっさと、行くぞ!」

「だから、一緒には行かないってば…」

「馬鹿女。
進行方向が、たまたま一緒なだけだ。」


「几鍔のバカ!」

…endless。


ssさくらぱん

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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

3 電球陛下 電球陛下

電球1 【桜の宴】 さくらぱんcolor あとがき

夕鈴のお怒りポイントは、多々あれど…
「…いい眺め」
って、たぶん何もはいてません。
パンツナシ!

「いい匂い」って、
嗅ぐなっ~!!

壊れて外れた紅玉は??

見つかったのかなぁ?
不明です…

3 電球陛下 電球陛下

電球2 【夫婦喧嘩は犬も喰わない】 さくらぱんcolor

「お妃様、陛下がお渡りですが、お会いしたいと。
・・・いかがいたしましょうか。」

「・・・こほん。
風邪をひいたようです。」

「陛下にうつすと、政務に支障があることでしょう。
お会いできませんとお伝えください。」

「ですが、お妃様。
仮病も10日目、そろそろ陛下のご様子も反省しているようなのですが・・・・」

「反省させておけばいいのです。
とにかく、お会いするつもりはありませんので・・・そうお伝えください。」

「出すぎたことを申しました。
陛下に、そうお伝えいたします。」


テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

3 電球陛下 電球陛下

電球3 【夫婦喧嘩は犬も喰わない】 さくらぱんcolor

フワリ…





夕鈴の寝台の帳が、夜風で揺れた…

一枚の桜の花びらが、枕元に落ちる。

……?

「…夕鈴。」

居るはずのない、陛下の声に、夕鈴は寝台から飛び起きた。









「陛下、いつからここに…」

「つい、さっきだ。
元気そうだな…夕鈴。」

「具合が悪いと聞いたが。
大丈夫か?」

「…そうです。
風邪気味なので、お会いしたくないと伝えたはずです。」

「どうして来たんですか?」

「理由が、いるのか、夕鈴?」

ツイ……と、
陛下は、夕鈴の髪を一房取ると指先に絡めた。
 

「まだ、怒っているの?」

「……とおか。」

「…ずっと君に会いたかった」

「…キミに謝りたかった」

夕鈴の片手を取ると…陛下の懐から紅玉を一粒。手のひらに置いた。


「夕鈴……ごめん」

弱々しくぼんやりと光る電球。

心なしか、しょんぼりとした小犬の耳と
うなだれた尻尾が見えるよう…

紅玉と共に、見事な満開の桜の花枝を
ひと枝添えていた。


あの日出来なかった桜の宴のお詫びのように。

テーマ : 二次創作:小説
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2014.04.03.momo苺

テーマ : お知らせ
ジャンル : 小説・文学

2 李順の休暇

【IF臨時花嫁】李順の休暇 1

「では、私明日から一週間、休暇をいただいておりますので」

おもむろに李順が口を開いた。

「いいですか、陛下。私がいない間、ちゃんと、政務を行ってくださいね!周宰相にもお話ししておりますが、夕鈴殿も、くれぐれも!よろしくお願いします」

「はいっ」

夕鈴は神妙な顔つきー、と本人が考えているだけの、几鍔に言わせると変な顔ーーで応える。

「いいですか。これが陛下の一週間の予定表です」

言いながら李順は夕鈴の前に1枚の紙を出した。

「方淵殿にも同じものをお渡ししております。もし、陛下が逃げ出してきても、ここに書いてある時間には政務室に戻すように、くれぐれもお願いしますね!」

「はいっ!」


「張り切ってるな、我が妃よ」

ひょいと後ろから黎翔が紙を覗き込みながら言う。

「李順…これでは私が妃と過ごす時間が少なすぎるではないか!」

夕鈴も紙を覗き込むと、予定が一週間分、半刻単位でしっかりと書き込まれている。

「何故ですか!ちゃんと夕餉の後には妃私室へ行く時間が週に3回も設けられているではないですか!充分です」

「そうですよ!お仕事ぎっちりみっちり!良いことです!!」

二人に言われ、一旦黎翔は口を噤んだ。

「あと、私が不在の間の側近としての仕事は方淵殿にお任せしております。なにかございましたら、そちらへお願いしますね」

「わ、わかりました!」

夕鈴は意気込んで応える。

「方淵…か。全く、面倒そうな奴に任せるものだ。私が休む時間がないではないか」
「陛下っ…!方淵殿は政務に真面目な素晴らしい方ですよ?」

夕鈴は無意識の上目遣いで黎翔に言う。

「妃がそう言うのではしかたない」

「では、そういうことでよろしくお願いします」

*

次の日ーー。

夜明けすぐごろ、黎翔がやってきた。

「ゆーりん」

「へーか?」

夕鈴はまだ夜着のまま、眠い目をこすりながら答える。

「朝からどうしましたか?」

「うーん、今日は夜、会えないみたいだから、きちゃった!!」

「一緒に朝ごはん!食べようと思って!」

もそもそと夕鈴が布団から起き出すと、寝台の外は肌寒く、夕鈴の手足は、わずかに震えた。

「あ、ゆーりん寒いよね。着替えよっか?手伝ってあげる!」
「えっ!陛下!ちょっと!!着替え手伝うなんて、私お嫁にいけなくなっちゃいます!」
「ゆーりんは僕のお嫁さんでしょ?」
「バイトですよ!バイト!!」
「すぐにっ着替えるのでっ!!陛下隣の部屋行っててください!セクハラですよ!」

夕鈴は小犬を力の限りグイグイと隣の部屋へ押し出した。

「ふぅ。朝からびっくりしたー。李順さんいないからって陛下、自由過ぎじゃない?私が気合いれないと、李順さんに怒られちゃう!」

夕鈴は1番着替えの楽な衣装を選びさっさと着替え始める。

隣室に押し込められた黎翔は、先ほど見た夕鈴の夜着姿が目に焼き付いて離れなくなっていた。

ゆーりんちょっと寝起きで服が乱れてて、色っぽかった…。

ていうか今、隣で着替えてるんだよね?ちょっと見たいなぁ…。あ、今布が落ちる音がした。

思わず扉側に一歩近づく。

でもでも、覗いたりしたらまた女ったらしとか、言われて逃げられちゃうかも。

でも!やっぱりちょっと…。

黎翔はまた扉側に向けて一歩踏み出した。

「陛下ー着替え、終わりましたよ」

おもむろに扉が開く。

「あれ?陛下なんでこんな扉のそばにいるんですか?!」

危ないあぶない。

「いや、女の子の着替えって時間かかるんだねー。まだかなーって思って」

「そうですか?1番簡単なの選んだし、そんなに…」
「ほら!僕!結構一瞬だから」

「そういえば青慎は早いですね。1番簡単とはいえ、これも下町衣装よりは複雑ですし…。朝餉にしましょう」

よかった…。夕鈴誤魔化されてくれた。

「ああもうこんな時間!急いで食べないと朝議の時間がだいぶ近いです!」
「そうだね」

あわただしく二人で朝餉をとり、僕は朝議へ向かう。

「では、妃、明日まで会えないのは辛いが今朝の愛らしい姿で我慢しよう」

うん。あのちょっと寝乱れた姿を思い浮かべれば1日元気がでそうだよ。これは言わないけど。

「いってらっしゃいませ陛下。お仕事頑張ってください」

僕は夕鈴の腰を攫い、絶対にこんなに近寄せる必要ないだろうというほど顔を近づけ、赤く火照る夕鈴を堪能する。

「では、いってくる」

「頑張ってください…陛下」

そんな小さな声が後ろから聞こえた。


つづく

☆ さくらぱんの部屋

さくらぱんの呟き

こちらには、ここでしか読めない作品を置くつもりです。

もしかして唯一、メンバーの希望により大人味を書いてますが…これは、内部のコミュニティーで書いてるわけではなく、倉庫が初だしとなります。
尚、こちらの作品は、本館「花の四阿」及び、分館「秘密の味は蜜の味」には、持ち帰らないつもりです。

こちらにあったほうが、話が分かる為です。

ブログmarbleーcolorだけのお楽しみ…
そんな思惑で、こちらにも書き綴っております。

不定期更新ですが、お付き合いくださいね!

めんばぁの呟き

日々の更新


ご承知のとおり、ここはコミュのメンバーが、入れ替わり立ち替わり、管理しています。

momo苺は、そんなメンバーを代表する架空代理人です←

最近は、沙希さんが、頑張って個人更新を続けています。

ここで修練して、いずれ自分のブログを立ち上げるとのこと。
楽しみですね!

近い将来、沙希さんのリンクが増えると思うと楽しみです。

活発なmarbleーcolor。
楽しい仲間達と、脱線話をしながら、作品を作りあう。

marbleの楽しさが、ゲストの皆様方に伝わっていただけてたら、嬉しいと思っています。

今夜は、どのトピックが廻るのでしょう?

どんなバトンが来るのか?

楽しみにしています。



2014.04.03. さくらぱん

倉庫

2014.04.03.の更新 

コミュログ更新
・2014-04-03 繋ぐ…;連想  
         幼なじみ…親愛の情ってヤツですか?  
                     さきcolor&さくらぱんcolor

・2014-04-03  電球1 【桜の宴】 あとがき さくらぱんcolor
・2014-04-03  電球2 【夫婦喧嘩は犬も喰わない】  さくらぱんcolor
・2014-04-03  電球3 【夫婦喧嘩は犬も喰わない】  さくらぱんcolor

・2014-04-03 IF【臨時花嫁】16  さ くらぱんcolor

・2014-04-03 現代パラレル 幼妻12 よゆままcolor



個人更新

☆沙希
【IF臨時花嫁】李順の休暇 1


ブログ工事
・カテゴリの増設
・プラグインの設置   リンク・ブロともについて
・バナー設置 



2014.04.03.さくらぱん

テーマ : お知らせ
ジャンル : 小説・文学

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】13  さきcolor

「―――あ、もしもし珀さん?」
『――明玉さん?』
「そうでーす♪何だか面白い事になってますねぇ♪」
『…』
「どうせ、今日の夕鈴の行動をGPSで見ていましたでしょう?」
『……』

明玉には何もかもお見通しだ。
黎翔は電話の向こうで人知れず溜息をついた。
今はまだ、明玉の家にまで辿りつける場所にはない。
それよりも、気になっている事がある。

『―――夕鈴は一緒じゃないの?』

先ほどから、明玉のGPSと夕鈴のGPSの位置が離れ始めていた。
今では結構な距離になりつつある。
これは一体どういうことだ?彼女は、明玉さんの家に泊まるのでは無かったのか?

「夕鈴ですか?―――先ほど、帰しましたよ♪」
『―――え?』

黎翔は何を言われたのか、一瞬分からなかった。

『―――どういうこと?』
「それは、ご自宅に帰って頂けたら分かりますよ♪もちろん、おまけ付きですよ~♪」

電話の向こうの声は、かなりテンションが高そうだった。
―――一体何があったのだろうか。……もしかして、先ほど止まっていた地点と何か関係があるのだろうか…?

『――夕鈴は家に帰ったのだな?』
「まあ本人は、夕飯を作りに戻っただけだと思ってますが……可愛いおまけ付きなので、こちらには戻ってこないと思いますよ?」

正確には、黎翔が戻さないだろう。
それは明玉は口にはしない。
だって、その方が面白そうだから―――どちらの反応も。

人の悪い笑みを浮かべながら、明玉は明日の夕鈴の反応を想像して楽しんでいた。

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

2 現代パラ  BAR 白陽物語

現パラ「夜明けを待ちながら…」BAR

ここは、白陽国の路地裏の片隅にある
jazz♪‐BAR

今夜も、素敵な音楽が聞こえてきますよ!

客達の喧騒と会話

スタッフのおしゃべりに耳を傾けてみましょう…

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

プロフィール

momo苺

Author:momo苺
こちらは白陽国SNS地区のコミュニティ・ログ倉庫です。

momo苺は、このログ倉庫の架空番人です。
コミュの某所にて、メンバーと呟いています。

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