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1 本誌沿い 狼陛下の花嫁 誘拐事件

IF【臨時花嫁】25 さくらぱんcolor

夕鈴の下町での聞き込みは、あまり芳しくなく
だらだらと時間ばかりが過ぎていった。

いつの間にか、聞き込みは町外れの方まで足を伸ばしていた。
この辺りは、あまり治安がよくなくて……
確か几鍔も手を焼いていたはず…
ふと気付けば、人も途絶えていて……

いくら鈍い夕鈴でも、さすがに身の危険を、感じて
踵を返して、来た道を戻ろうとしたとき・・・・
いつの間にか、柄の悪そうなごろつきに囲まれていた。

「なっ…なによ。
あんた達。
そこどいてちょうだい!!」

「あいにくと、あんたに用があってな。
最近、几家の女主人をかぎまわってる小娘って、あんただろ。」

「それが、どうしたのよ。」

「目障りなんだよ。
ちょっと、こっちへ来てもらおうか。」

「いやよ。
大人しくついていくと思ってんの?
大声だすわよ。」

「無駄だよ。
このあたりは、俺らの縄張りだ。
ダレも助けは来ないさ。」

「~そう?
嫌がる女の子を、無理やり連れて行くのは、よくないなぁ~~」

えっ!?

ごろつき共の垣根から、ひょっこり現れた人物に、夕鈴は目を疑った。
ここにいるはずのない良く見知った人物だったから……

にこやかなその人物は、慌てる様子も無く
ゆっくりとこちらへと近付いてくる。

「へ・・・・李翔さん!?」

「大丈夫、夕鈴?


ねぇ……
その娘、返してくれない?
僕の大事な娘なんだよね~~」

穏やかに笑っているはずなのに、その場に居る誰もの背筋が凍りつきそうになった。

“冷酷非情の狼陛下”

我が国に、君臨する国王陛下が、こんなところに居るはずがない。
立ち上る冷たいオーラに、 その場の誰もに戦慄が走った。

「なんだ・・・・こいつは!?」

夕鈴を取り巻いていた、ごろつきは一人。
また一人と倒されていった。

スローモーションのような出来事に、夕鈴は固唾を呑んで
彼を待った。

「・・・・李翔さん!?」

陛下……怒ってる!?
蒸し暑い街角で、この周囲だけ気温が急激に下がった気がした。

……続く


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  • 2014年09月03日 (水)
  • 14時06分38秒
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