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1 本誌沿い 春・夏・秋・冬

一巡目【春】   OCOcolor

 「ふんわり桜、お花見」


黎翔×夕鈴(内緒の恋人設定)



「見てください陛下!!綺麗ですね〜。」

風に舞う桜の花びらを眺めながら夕鈴は黎翔とお花見をしていた。

「そうだね…でも本当は満開の桜を夕鈴に見せたかったんだ。遅くなっちゃって…少し散りはじめてきちゃっね…ごめんね。」

黎翔は幻の耳と尻尾をしょぼーんとさせて夕鈴を見つめていた。

「( ズキュン/////)そ、そんなことないですよ!!まだまだ見頃ですよ!!そうだ。お弁当作ってきたので食べましょう。ね、陛下♪」

「わぁ〜!!ゆーりんの手作り!!食べるーー!!」

ぱぁっ
ぱたぱた…♪

「(また耳と尻尾が見えた気が…!! ) 」

これが人々が恐れ、冷酷非情の狼陛下と呼ばれている人とは誰も思わないわよね〜などと思いながら夕鈴はお弁当をひろげた。


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎


「お味はどうですか?陛下。」

「とっても美味しいよ!!やっぱりゆーりんの作るのはどれも最高だね♪」

「/////////あ、ありがとうございます。フフッ♪」

甘々なんだから!!と思いながらも美味しいと言ってもらえて嬉しくないわけがない。すぐに顔に出る夕鈴を愛おしく黎翔は見つめていた。

「我が妃は本当に愛らしい…。では、次はこちらをいただくとしよう。」

「えっ!?へい……んっ…。」

「夕鈴…。」

「ちょ…んっ…。ま、待って下さい!!せっかくお花見にきたんですから、綺麗な桜を堪能しましょう!!ねっ!?////////」

「あぁ。桜はとても綺麗だ。だが私は桜よりもこちらの花を堪能したくなってな…。」

「///////でも、へい…んんっ!!」


真っ赤になって噴火しそうな兎と愛しい花を愛でる準備に入った狼。


二人きりのお花見の行方は??



おわり


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