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1 本誌沿い 春・夏・秋・冬

一巡目【冬】  さくらぱんcolor

「曲がり角」

木枯らし吹く
寒い朝。

「きゃっ……!」

本来なら私は、曲がり角を折れ、
政務室へと向かうはずだった。

ところが運悪く、向こうから来た人物に
ぶつかりよろめいた。

「危ないっ!」

とっさに、受け止めてくれた逞しい腕に助けられた。

ぶつかったのは、陛下。
陛下が私を支えてくれて、無事
事無きを得る。

「陛下。
ありがとうございます。
助かりました。」


「……驚いたよ。
気をつけてね……夕鈴。」

「ぶつかったのが、私で良かった。」

……チュッ。

…………!

次官・侍女のいる前で
陛下の甘い演技が、始まってしまった。

陛下に、頬に口付けられて、 私は焦りだす。
顔が火照って真っ赤になった。

私は慌てて、真っ赤になりつつ
陛下の腕から脱出をしようと試みた。

もがけば……もがくほどに、
ぎゅうぎゅうと陛下に抱きしめられて、
陛下の腕から逃げられない。

「私は、もう大丈夫ですから……
陛下、離してくれませんか?」

「……離したくは無いな。」

「せっかく我が妃のほうから、
私の胸に、飛び込んでくれたのに……
……もったいない。」

Σ!
陛下、面白がってる!!


「陛下っ!!
離してください。」

「夕鈴、離さないと言ったら?」

「Σ…………!」

……ピシリ。
私のお妃スマイルが、凍りついた。

陛下のいぢわるっ!
は――な――し――て――!

侍女達に、分からぬように
心の声を最大にして
私は、陛下に抵抗した。

結局、李順さんが陛下を探しに来るまで
私たちの曲がり角の攻防戦は続くのだった。
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  • 2014年09月11日 (木)
  • 13時27分45秒
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