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1 本誌沿い 春・夏・秋・冬

四巡目【春-3】  さくらぱんcolor

見つけた!!
池の畔で、佇む小さな背中。

君の周りで白い霧。
かじかんだ指先を、君は吐息で温めていた。

「…ゆーりんっ!」

背後から僕の外套を広げて、君を抱きしめた。
ひんやりと冷えた君の身体を僕は温める。


君は、顔は見えないが、
耳元が真っ赤になっていた。


君が、今どのような顔をしているのか、僕には分かってる。

恥じらい俯く君は…
いつまでも、初々しい僕の恋人。
程なく二人分の熱で、お互いの身体が温まった。

「離して下さい…」

と恥ずかしがり離してと懇願する君は、いつもつれない。


「まだ寒いから、このままで居ようよ!」


君の必死の抵抗は、僕の前には無力だ。
耳元で、囁きながら、僕が見て来たことを言う。

君の通った道を歩いてたどり着いたこと。


木陰の赤い目の雪兎と茶色の目の雪兎のこと。

そんな些細な事柄に、
どんなに僕が嬉しく思ったかなど…



“ドサッ…”


「愛してるよ……」

雪解けの音がする。

君の頑なな心を溶かす
春が来る。

君に“恋”する僕に、春は来る。




短編をお願いと、トピックを立ち上げておいて、続き物を書いてしまいました。
ゴメンナサイ。

2014.09.27.さくらぱん
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ジャンル : 小説・文学

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  • 2014年09月27日 (土)
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