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2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】21  さくらぱんcolor

電話を切った直後、夕鈴から事情を聞いた黎翔さん。
明らかに、しゅゅゅぅんとなった凹んだ顔。
さっきまでのおおかみ然とした雰囲気はすっかり無くなり、
完全に小犬モードに切り替わってしまった。

「……黎翔さん、そういう事情ですから、 車を出していただけませんか?
明玉を迎えに行きたいんです」

「今夜一晩だけ、ここに泊めてもいいですよね?
確か……二階の客室が、空いてたはず……」

「明玉くんの事情は分かった。
でも、明玉くんには、ホテルを用意させよう」

「ホテルなんて必要ないです。
この家、無駄に部屋数が、多いのに……
それに……こんなときだからこそ、親友のそばに付いていたいんです」

普段、黎翔にお願いなんてしない夕鈴のお願い。
その内容が、人助けというのが彼女らしい。
そこまで、お願いされると、彼女に甘い黎翔は折れるしかなかった。

……ふぅ。

黎翔は、まだ残る夕鈴への思いと今夜の期待を諦め
……そっと、重いため息を吐き出した。

たとえ、いい雰囲気だったところを、電話一本で邪魔された
今夜の邪魔者だったとしても……

愛する彼女の頼みは、断れない。

「……分かった。
明玉くんを家に泊めよう。
で、明玉くんは今どこにいるの?」

「……自宅です。
でも、夜ですし……すべてが濡れてるから、
漏電が怖くて懐中電灯で部屋に居るって……」

「じゃあ、すぐに迎えに行こう!」

「黎翔さん、ありがとうございます。
すぐに行きましょう

!私、ちょっと用意するものがあるので
、先に車を用意してて待っててくださいますか?
すぐに、行きますから……」

「分かった
玄関に車を回しておくよ」

黎翔が車を用意して玄関につけると、
夕鈴が助手席に乗ってきた。

「黎翔さん
お待たせしました。
さあ!行きましょう!」

彼女の手には、バスタオルと水筒が握られていた。

……続く
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  • 2015年03月21日 (土)
  • 22時29分25秒
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