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1 本誌沿い 短編

【短編】菓子珍景 1

SNSで初めて書いた続きものでした。
3回で終了です。
少しだけ修正を加えてます。
あ、あとタイトルをかえました。
原題は「喧騒」です。
最初に考えてたプロットに大幅変更がありまして、タイトルが少しあわなくなってたので。

【本誌設定】【夕鈴×黎翔】
あと、名前もないですがオリキャラでます。

それでも良いという方どうぞ。


***

天気の良い昼下がり。夕鈴は厨房を借りて『くっきー』を作っていた。
最近後宮に新しくやってきた侍女は西洋文化に詳しく、この珍かな菓子を夕鈴にくれた。

そのさくさくとした口触りと絶妙な甘さにすっかり夢中になった夕鈴は陛下にも是非作って差し上げたいと、侍女と共に厨房を借り切ることになったのだった。

このお菓子作りは陛下には内緒。陛下に絶対に言わないでくださいと何回も念押しして、こっそりと李順さんに許可をもらった。

「さあ、お妃様。後はこちらで焼き上げるだけですわ」

小犬陛下が嬉しそうにくっきーを頬張る姿を思い浮かべれば、それだけで夕鈴の頬も緩むというもの。
それをさらに心から幸せそうに微笑みながら見る侍女の視線に、夕鈴は全く気づいていない。

くっきーはあっという間に焼けて、ほこほこと美味しそうな湯気をたてている。

「たくさんできたし、政務室の皆様にもお配りしようかしら」
「まあ、お妃様。そのようなことをなさったら陛下が焼きもちを焼いてしまいますわ」
「その通りです、お妃様。まずは陛下にお持ちして、もし残ったらそれを皆様にお渡ししては?」

そんなことないと思うけど…。
たかだかバイト妃にヤキモチとか。陛下はきっとそんなことしない。
でも、確かに!そういう演技はするかもしれない!
それに、私は1番に陛下に食べて欲しいんだわ。

「そうですね。まずは陛下のところにお持ちします」

夕鈴がそういうと侍女たちは手際良く、お茶や今作ったくっきーを準備する。

「おや、夕鈴殿。もうできましたか」
「李順さん」
「ちょうど陛下はご休憩中です。南側の四阿の花が見頃でしたよ」

李順さんはこのくっきー作りに大賛成で、こうして協力してくれる。
なんにせよ、陛下のやる気がでるのは良いことです!と、この前言っていた。


つづく
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  • 2014年03月30日 (日)
  • 11時50分40秒
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