スポンサー広告

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2 現代パラ  幼な妻

現代パラ【幼妻仮夫婦】12 よゆままcolor


明玉の家まであとそんなに距離も無くなってくるまで、
黙りこくったまま、夕鈴は考え込む。


借金返済のための関係。
仮初の夫婦。
偽りの生活。

考えれば考えるほど、思考はどんどん淀んでいく。
そして深みにはまっていく。

私なんて釣り合わないし、いつかこんな関係も終わる。
だって、私はただの高校生だもの。

だから黎翔さんに何もしてあげられないし、
何も与えることなんてできない。



「夕鈴!!夕鈴!!!夕鈴~~~~。」
「・・・・・。」
「聞こえてる???」
「・・・・・・。」
「もうっっ、夕鈴ったら!!!!」
「う、うん???」
「何考え込んでいるのよ~~さっきから呼んでるのに。」
「ゴメン!!明玉。それで、どうしたの??」
「そういえば、旦那様・・・・今日はどうするって??」
「えっ??何が??」
「今晩のご飯とか??」
「・・・・・聞いてないわ。どうするのかな??」
「いいの???」
「いいって何が??」

明玉は一体何が云いたいのかな?
よくわからず、夕鈴は首をちょこんと傾げる。

その仕草が、見ている男性にとって実に可愛らしく、
庇護欲を駆られるということを知らないのは本人だけである。

はぁ~~ホントに先生は苦労するわね。
こんな恋愛音痴な子をモノにするのは・・・・。

少し、黎翔に同情を禁じ得ない明玉がいた。

「ご飯くらい作ってあげた方がいいんじゃないの??」
「でも、多分・・外で済ませてくると思う・・・。」
「本当は夕鈴のご飯がいいと思うけどなぁ~~~。」

それは、悪い事をしてしまったのかな??と夕鈴は思う。
明玉のところの来たのは、私の都合。
あれ以上、ヘンなことをされないための緊急避難。

でも、ご飯も作らないのは・・・・それこそ妻失格。
契約違反になるのではないのか???

夕鈴の心に少し罪悪感が湧いてくる。

「そうね・・・・・私、ご飯作ってくる!!!」
「それがいいわ。あっ、そうだ!!!折角買った服を着て見せたら??」
「え~~~~恥ずかしいわよ!!」
「でも出資者は旦那様でしょ!!!それだったら、見せるべきよ。」

え~~、でも私が欲しかったんじゃないし、
明玉が黎翔さんのカードを出したんじゃないの~~~

反論する暇もなく、夕鈴は明玉に手を引かれ明玉の家に連れて行かれた。


そして・・・・・・・・20分もしないうちに、
上から下まで、買い揃えた服・・・・・そして下着まですべて変えられていたのだった。

「・・・・じゃあ、一度ご飯作りに行ってくるわね。」
「待ってるよ~~~~。」


真っ赤に頬を染め、恥ずかしげに部屋を出る夕鈴。
短いスカート丈を気にしつつ、階段を降りる。


そして玄関のドアの閉まる音を聞いた、明玉はというと・・・・・
勿論、出資者の黎翔に電話を掛けていたのだった。






関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

momo苺

Author:momo苺
こちらは白陽国SNS地区のコミュニティ・ログ倉庫です。

momo苺は、このログ倉庫の架空番人です。
コミュの某所にて、メンバーと呟いています。

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

06月 | 2017年07月 | 08月
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -


目次
表示中の記事
  • スポンサーサイト
  • 現代パラ【幼妻仮夫婦】12 よゆままcolor
  • --年--月--日 (--)
  • --時--分--秒
  • この記事にはコメントできません。
  • この記事にはトラックバックできません。
  • 2014年04月03日 (木)
  • 08時52分55秒
  • この記事にはトラックバックできません。
by AlphaWolfy
検索フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
小説・文学
1194位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
二次小説
464位
アクセスランキングを見る>>
カウンター
現在の閲覧者数:
marble-color
こちらは、リンクフリーです。
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。