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3 電球陛下 電球陛下

電球3 【夫婦喧嘩は犬も喰わない】 さくらぱんcolor

フワリ…





夕鈴の寝台の帳が、夜風で揺れた…

一枚の桜の花びらが、枕元に落ちる。

……?

「…夕鈴。」

居るはずのない、陛下の声に、夕鈴は寝台から飛び起きた。









「陛下、いつからここに…」

「つい、さっきだ。
元気そうだな…夕鈴。」

「具合が悪いと聞いたが。
大丈夫か?」

「…そうです。
風邪気味なので、お会いしたくないと伝えたはずです。」

「どうして来たんですか?」

「理由が、いるのか、夕鈴?」

ツイ……と、
陛下は、夕鈴の髪を一房取ると指先に絡めた。
 

「まだ、怒っているの?」

「……とおか。」

「…ずっと君に会いたかった」

「…キミに謝りたかった」

夕鈴の片手を取ると…陛下の懐から紅玉を一粒。手のひらに置いた。


「夕鈴……ごめん」

弱々しくぼんやりと光る電球。

心なしか、しょんぼりとした小犬の耳と
うなだれた尻尾が見えるよう…

紅玉と共に、見事な満開の桜の花枝を
ひと枝添えていた。


あの日出来なかった桜の宴のお詫びのように。
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  • 2014年04月03日 (木)
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